『「お庭に大きな木があったら良いのに・・。」男の子はつぶやきます。「そうしたら、ビルより高く登るんだ。飛行機にだって勝てるはず・・・。』 男の子ならだれでも高い場所に憧れるよね。この絵本では、太田大八さんがそのイメージを上手く描きだしました。 天を目指し、上に上に登る少年の視点の描写が絶妙。最後には宇宙にたどり着くストーリーも秀逸だよ。 ページが少なく読みやすいので、3・4歳児のおやすみ前の読み聞かせにどうぞ。