「ねえママ、私がうまれたとき、ちいさかった?」「ええ、とっても。そうだ、あやちゃんが産まれたときの話、もっとしてあげようか?」
子どもは自分が産まれた日のことを、どれだけ記憶しているのでしょうか。この本に登場する女の子「あやちゃん」は、6歳の誕生日を迎えました。夕ご飯の支度を手伝いながら、お母さんにあの日のことを尋ねます。
夜中に病院に行ったこと。どんなにお父さんがあわてんぼだったか。おじいさんやおばあさんが喜んでくれたこと。そして、おかあさんがどんなに幸せに思ったのか。
読みながら、我が子のことが愛おしくなる本。出産を控えた方への、プレゼントにも人気です。